幼馴染みはイジワル課長
歩未ちゃんはまだ寝てるかな…
2階の様子を覗き込むように伺った後、とりあえずリビングへ入りキッチンのテーブルにコンビニの袋を置く。
「桜花ちゃん?」
「わあっ!」
突然後ろから歩未ちゃんの声が聞こえて来て、私はびっくりして飛び跳ねた。
「び、びっくりした…起きてたの?」
「今トイレから出てきたところだよ」
「そう…」
全然気づかなかった。静かだったからまだ寝てると思ってたし余計なびっくりしたよ…
「LINE見たよ!今返信しようと思ってたところ。コンビニ行ってくれてありがとう!起こしてくれれば一緒に行ったのに」
「歩未ちゃんよく寝てたしコンビニはすぐそこだから大丈夫だよ!」
碧と会ってた事は黙ってよ。内容も内容だし、私ばっかり碧に会って嬉しい想いしてるなんて今の歩未ちゃんからしたら嫌な気持ちになるしね。
「お昼食べようか。おにぎりとか適当に買ってきちゃったけどいい?」
「全然いいよ~ごめんね。あとでお金払うね」
「いいよ。今日は私のおごり♪そうだ!なんか映画でも観る?この前レンタルしたやつがあったんだ」
歩未ちゃんは「うん!」と頷いて私達はお昼を食べ1日映画を観たりしてダラダラ過ごした。
歩未ちゃんはすごく元気になっていて、その日は部長のことを口にすることはなかった。夕方過ぎに私は両親の車で歩未ちゃんを自宅まで送り、別れ際に歩未ちゃんは私に声をかけた。
「桜花ちゃん本当にありがとう!もう大丈夫だから…明日は会社行くね!」
笑顔でそう言って私に手を振ると、歩未ちゃんは家の中へ入って行く。私はどこか無理しているような気がしたけれど、普通に明るく振舞ってまた車を走らせた。
そして家に着くと両親が旅行から帰って来ていて、家の中は一気に賑やかになっていた。
「おかえりーあんたどこ行ってたのよ?」
家に入ると、両親ふたりはリビングでトランクを広げて荷物を出していた。私に気づいたお母さんが荷物を整理しながら声をかけてくる。
「おかえりなさい。ちょっと友達の所…温泉どうだった?」
散乱している荷物を踏まないようにまたいで歩き、ソファーに座る。
「ゆっくりできたぞ。今度は桜花も一緒に行こうな」
「そうよ♪見て!お母さんの肌!ツルツルでしょ?温泉パワーよ」
自慢げに自分の肌を見せつけるお母さんに、私は軽くあしらうような返事をした。
「お土産買ってきたよ~テーブルにあるからね」
「うん」
頷きながらポケットからスマホを出すと、碧からLINEが来ていることに気づく。ドキンッと胸が鳴りその場から立ち上がると、両親はビクッとして私を見た。
「ど、どうした桜花?」
「びっくりさせないでよね…」
「ちょっと部屋行くね。あとでお土産見せて」
私は2階に駆け上がり、自分の部屋に入って勢い良くドアを閉めた。そしてベットに腰掛けてスマホに目を向ける。
{今帰った。電話したいんだけど大丈夫か?
LINEのメッセージを見て胸がドキドキと高鳴る。私はすぐに『大丈夫だよ』と返事をした。
2階の様子を覗き込むように伺った後、とりあえずリビングへ入りキッチンのテーブルにコンビニの袋を置く。
「桜花ちゃん?」
「わあっ!」
突然後ろから歩未ちゃんの声が聞こえて来て、私はびっくりして飛び跳ねた。
「び、びっくりした…起きてたの?」
「今トイレから出てきたところだよ」
「そう…」
全然気づかなかった。静かだったからまだ寝てると思ってたし余計なびっくりしたよ…
「LINE見たよ!今返信しようと思ってたところ。コンビニ行ってくれてありがとう!起こしてくれれば一緒に行ったのに」
「歩未ちゃんよく寝てたしコンビニはすぐそこだから大丈夫だよ!」
碧と会ってた事は黙ってよ。内容も内容だし、私ばっかり碧に会って嬉しい想いしてるなんて今の歩未ちゃんからしたら嫌な気持ちになるしね。
「お昼食べようか。おにぎりとか適当に買ってきちゃったけどいい?」
「全然いいよ~ごめんね。あとでお金払うね」
「いいよ。今日は私のおごり♪そうだ!なんか映画でも観る?この前レンタルしたやつがあったんだ」
歩未ちゃんは「うん!」と頷いて私達はお昼を食べ1日映画を観たりしてダラダラ過ごした。
歩未ちゃんはすごく元気になっていて、その日は部長のことを口にすることはなかった。夕方過ぎに私は両親の車で歩未ちゃんを自宅まで送り、別れ際に歩未ちゃんは私に声をかけた。
「桜花ちゃん本当にありがとう!もう大丈夫だから…明日は会社行くね!」
笑顔でそう言って私に手を振ると、歩未ちゃんは家の中へ入って行く。私はどこか無理しているような気がしたけれど、普通に明るく振舞ってまた車を走らせた。
そして家に着くと両親が旅行から帰って来ていて、家の中は一気に賑やかになっていた。
「おかえりーあんたどこ行ってたのよ?」
家に入ると、両親ふたりはリビングでトランクを広げて荷物を出していた。私に気づいたお母さんが荷物を整理しながら声をかけてくる。
「おかえりなさい。ちょっと友達の所…温泉どうだった?」
散乱している荷物を踏まないようにまたいで歩き、ソファーに座る。
「ゆっくりできたぞ。今度は桜花も一緒に行こうな」
「そうよ♪見て!お母さんの肌!ツルツルでしょ?温泉パワーよ」
自慢げに自分の肌を見せつけるお母さんに、私は軽くあしらうような返事をした。
「お土産買ってきたよ~テーブルにあるからね」
「うん」
頷きながらポケットからスマホを出すと、碧からLINEが来ていることに気づく。ドキンッと胸が鳴りその場から立ち上がると、両親はビクッとして私を見た。
「ど、どうした桜花?」
「びっくりさせないでよね…」
「ちょっと部屋行くね。あとでお土産見せて」
私は2階に駆け上がり、自分の部屋に入って勢い良くドアを閉めた。そしてベットに腰掛けてスマホに目を向ける。
{今帰った。電話したいんだけど大丈夫か?
LINEのメッセージを見て胸がドキドキと高鳴る。私はすぐに『大丈夫だよ』と返事をした。