White Magic ~俺様ドクターの魔法~
「なぁ、睦美、車向こうなんやけど?」
目的もなく歩く私に彼は冷静に言ったことに少し腹が立った。
「何よ!なんで勝手に来たんよ!」
立ち止まり、振り返ると、彼の顔を睨み言い放った。
「そ、それは・・・」
何かを言い掛けていたようだったが、私は無視して言葉を続けた。
「それに、女の子に囲まれてデレデレしてさ・・・・・・」
やっぱり男なんてみんな一緒やん。女の前だと顔が緩むんやん。
「それはさ、睦美の友達やから、一応気を遣って愛想よくしたんやで・・・」
少し申し訳なさそうに言っていたが、そんなもので私の怒りは収まらなくて・・・。
「車はどこに置いたの?」
とそっけなく聞いた。