White Magic ~俺様ドクターの魔法~

トントントン


「あぁ、ももちゃん待たせたね」


入って来た人物を見て、私は背筋を伸ばした。


院長と副院長・・・。なぜ?ここに?


院長と副院長2人が到着すると師長さんは副院長の隣に座り、私は3人に見つめられて。


いったい、何が始まるのですか?


「ももちゃん、いや、百井くんにここに来てもらったのはね・・・」


院長がかしこまって話し始めた。


私の胸がうるさいくらいにドキドキと鼓動している。


「高倉くんがもうすぐ退職するだろ?」


「はい」


「それで、次の主任を百井くんにしてもらおうと思ってね」


・・・・・・えっ?・・・・・・しゅにん?・・・・・・主任!!


「え―――っ!」


思わず大声を出してしまい、目の前の先生達も驚いていた。


「す、すみません」


私は急に恥ずかしくなり、俯いて謝った。


「どうかな?」


院長は、私の目を見て、優しく聞いてくれた。


「・・・・・私は、ここにきてまだ2年目ですし、先輩もいらっしゃるので」


そう、私が経験があるとはいえ、この病院に来て2年目で主任なんて、みんなが納得できるのだろうか?



「まぁ、私たちも勤務歴と職務歴を考慮しようと思ったんだけどね・・・」


院長は少し嬉しそうに話し始めた。





< 186 / 307 >

この作品をシェア

pagetop