White Magic ~俺様ドクターの魔法~
トントントン
「あぁ、ももちゃん待たせたね」
入って来た人物を見て、私は背筋を伸ばした。
院長と副院長・・・。なぜ?ここに?
院長と副院長2人が到着すると師長さんは副院長の隣に座り、私は3人に見つめられて。
いったい、何が始まるのですか?
「ももちゃん、いや、百井くんにここに来てもらったのはね・・・」
院長がかしこまって話し始めた。
私の胸がうるさいくらいにドキドキと鼓動している。
「高倉くんがもうすぐ退職するだろ?」
「はい」
「それで、次の主任を百井くんにしてもらおうと思ってね」
・・・・・・えっ?・・・・・・しゅにん?・・・・・・主任!!
「え―――っ!」
思わず大声を出してしまい、目の前の先生達も驚いていた。
「す、すみません」
私は急に恥ずかしくなり、俯いて謝った。
「どうかな?」
院長は、私の目を見て、優しく聞いてくれた。
「・・・・・私は、ここにきてまだ2年目ですし、先輩もいらっしゃるので」
そう、私が経験があるとはいえ、この病院に来て2年目で主任なんて、みんなが納得できるのだろうか?
「まぁ、私たちも勤務歴と職務歴を考慮しようと思ったんだけどね・・・」
院長は少し嬉しそうに話し始めた。