甘いヒミツは恋の罠
先日、瑞穂に誘われて行った合コンで一緒だった木田宝飾の販売員たちが、紅美のデザインしたネックレスに注目しながら何か話している。それを見て、紅美が声を掛けようと足を踏み出した時だった。
「なんかあの時は絶賛されてたけど、実際のデザイン大したことねぇな」
「ほんと、これならうちの方がよっぽどいいな」
「今時このデザインは流行んないんじゃねぇ? あはは」
合コンで出会った時は、キラキラとした笑顔を振りまいていた。けれど、その二人の本性を見てしまった紅美は、頭の中が真っ白になり呆然と立ち尽くしてしまった。
「言わせておけ」
「……はい」
クリエイターが生み出すものは全員が全員気に入るものとは限らない。わかっているつもりが、目の前で批判されると胸を抉られる思いだった。
「なんだか情けない……ですね」
朝比奈の顔に泥を塗ってしまった。そう思うと鼻がツンとしてくる。
「なんかあの時は絶賛されてたけど、実際のデザイン大したことねぇな」
「ほんと、これならうちの方がよっぽどいいな」
「今時このデザインは流行んないんじゃねぇ? あはは」
合コンで出会った時は、キラキラとした笑顔を振りまいていた。けれど、その二人の本性を見てしまった紅美は、頭の中が真っ白になり呆然と立ち尽くしてしまった。
「言わせておけ」
「……はい」
クリエイターが生み出すものは全員が全員気に入るものとは限らない。わかっているつもりが、目の前で批判されると胸を抉られる思いだった。
「なんだか情けない……ですね」
朝比奈の顔に泥を塗ってしまった。そう思うと鼻がツンとしてくる。