甘いヒミツは恋の罠
「商談が長引いてしまって、ここに来れば紅美さんに会えるかなと思って」
大野の声にショーケースを見ていた木田宝飾の二人が紅美たちに気づいてぎょっとして見ている。
「俺は兄貴に言い忘れたことがあるから先に行く。あとは任せたぞ」
「え? あ、はい!」
「あぁ、大野にも言っておかなきゃならないことがある。お前のとこの社員は、うちの可愛いデザイナーに随分なこと言ってくれるじゃないか、あんまり自分を棚にあげないほうが今後のためだと思うけど? じゃあな」
朝比奈が睨みつけると、木田宝飾の男二人は気まずそうに目を泳がせた。
「あの! 朝比奈さんが言ったこと気にしないでください、ね?」
「なに言ったの君たち?」
(えーっと、大野さん? 目が据わってる……!)
大野の声にショーケースを見ていた木田宝飾の二人が紅美たちに気づいてぎょっとして見ている。
「俺は兄貴に言い忘れたことがあるから先に行く。あとは任せたぞ」
「え? あ、はい!」
「あぁ、大野にも言っておかなきゃならないことがある。お前のとこの社員は、うちの可愛いデザイナーに随分なこと言ってくれるじゃないか、あんまり自分を棚にあげないほうが今後のためだと思うけど? じゃあな」
朝比奈が睨みつけると、木田宝飾の男二人は気まずそうに目を泳がせた。
「あの! 朝比奈さんが言ったこと気にしないでください、ね?」
「なに言ったの君たち?」
(えーっと、大野さん? 目が据わってる……!)