甘いヒミツは恋の罠
「ほら、あそこに見えるのがオーロラタワーだよ、だからアルチェスのある方向はこっちかな?」
「っ……」
そっと後ろから肩に手を置かれて、大野の指差す方向を見るどころではなくなる。
完全個室――。
その危険な響きに紅美の中で小さな警鐘が鳴っている。どうしてのこのこと大野の誘いに乗ってしまったのだろうと自分の軽率さが嫌になった。
「いつ見ても綺麗なルビーだね、紅美さんに良く似合ってる」
後ろから回された手によってルビーを転がされる。その度にチェーンが鎖骨をくすぐって、ぞくぞくとしてくる。
「ここのレストランはお気に入りなんだ。君を口説くための場所はここだって決めてた」
「え……」
「キスしていい?」
「っ……」
そっと後ろから肩に手を置かれて、大野の指差す方向を見るどころではなくなる。
完全個室――。
その危険な響きに紅美の中で小さな警鐘が鳴っている。どうしてのこのこと大野の誘いに乗ってしまったのだろうと自分の軽率さが嫌になった。
「いつ見ても綺麗なルビーだね、紅美さんに良く似合ってる」
後ろから回された手によってルビーを転がされる。その度にチェーンが鎖骨をくすぐって、ぞくぞくとしてくる。
「ここのレストランはお気に入りなんだ。君を口説くための場所はここだって決めてた」
「え……」
「キスしていい?」