甘いヒミツは恋の罠
朝比奈の部屋の前で深呼吸をするとインターホンを鳴らした。しかし、部屋の中から返答はない。代わりに何かがガサガサとドアを引っ掻いているような音が内側から聞こえた。
(ね、猫……?)
紅美が思い切ってドアを開けると簡単にドアが開いた。
その時――。
「きゃ!」
すると白くてモフモフとしたものが紅美の足にまとわりついて、ニャーゴニャーゴと一匹の太った白猫が出てきた。
「おい、寒いから早く閉めろよ」
「え? あ、朝比奈さん!?」
(め、眼鏡かけてる……)
今まで寝ていたというようなラフな格好に、スクエアタイプの眼鏡をした朝比奈はいつもの雰囲気とは違って見えた。
(ね、猫……?)
紅美が思い切ってドアを開けると簡単にドアが開いた。
その時――。
「きゃ!」
すると白くてモフモフとしたものが紅美の足にまとわりついて、ニャーゴニャーゴと一匹の太った白猫が出てきた。
「おい、寒いから早く閉めろよ」
「え? あ、朝比奈さん!?」
(め、眼鏡かけてる……)
今まで寝ていたというようなラフな格好に、スクエアタイプの眼鏡をした朝比奈はいつもの雰囲気とは違って見えた。