甘いヒミツは恋の罠
「ヘックシッ!」
鼻をグズグズいわせながら朝比奈がティッシュで鼻をかんだ。そんな初めて見る日常的な仕草に紅美は新鮮さを覚えた。
「風邪、ですか……?」
「あぁ、なんでかわからないけど、朝起きようとしたら身体が重くて起き上がれなかった」
「それって熱があったからですよ」
最近、朝比奈は連日遅くまで会社に残って仕事をしたり、店長室にこもって書類を片付けたりと多忙な毎日を過ごしていた。
(店長室であんな、あんな……キスとかしてる暇があったらちゃんと休めばいいのに)
「あの、私なにか買ってきます!」
「いい、食欲ないし」
「ダメですよ、何か食べないと薬だって飲めないじゃないですか」
キッチンへ行き、冷蔵庫の中を見るが水以外何も入っていない。棚を見てみると、レトルトの白ご飯のパックと卵スープの素だけがぽつんと置いてあるのが見えた。
鼻をグズグズいわせながら朝比奈がティッシュで鼻をかんだ。そんな初めて見る日常的な仕草に紅美は新鮮さを覚えた。
「風邪、ですか……?」
「あぁ、なんでかわからないけど、朝起きようとしたら身体が重くて起き上がれなかった」
「それって熱があったからですよ」
最近、朝比奈は連日遅くまで会社に残って仕事をしたり、店長室にこもって書類を片付けたりと多忙な毎日を過ごしていた。
(店長室であんな、あんな……キスとかしてる暇があったらちゃんと休めばいいのに)
「あの、私なにか買ってきます!」
「いい、食欲ないし」
「ダメですよ、何か食べないと薬だって飲めないじゃないですか」
キッチンへ行き、冷蔵庫の中を見るが水以外何も入っていない。棚を見てみると、レトルトの白ご飯のパックと卵スープの素だけがぽつんと置いてあるのが見えた。