甘いヒミツは恋の罠
「それに、紅美さんがあのルビーのネックレスの本当の値打ちのことを知るのも時間の問題だと思うよ」
「……どういうことだ?」
「ちょっとね、調べさせてもらったんだよ。あの子の祖母はかの有名なジュエリーデザイナー神楽坂涼子だった。人気絶頂だったにも関わらず会社を畳んでしまったのがどうも不審に思えてね……その理由、知りたい?」
大野が最後のひとくちのカフェラテを飲み終えて席を立った。
「まぁ、自分のとこの社員なんだから自分で調べるのもいいんじゃない? 悪いね、これから会議なんだ。またゆっくり話でもしよう」
「くそ、もったいぶりやがって……」
これ以上はなにも教える気はないと悟った朝比奈は、店を出て行く大野の背中を睨みつけた。
「……どういうことだ?」
「ちょっとね、調べさせてもらったんだよ。あの子の祖母はかの有名なジュエリーデザイナー神楽坂涼子だった。人気絶頂だったにも関わらず会社を畳んでしまったのがどうも不審に思えてね……その理由、知りたい?」
大野が最後のひとくちのカフェラテを飲み終えて席を立った。
「まぁ、自分のとこの社員なんだから自分で調べるのもいいんじゃない? 悪いね、これから会議なんだ。またゆっくり話でもしよう」
「くそ、もったいぶりやがって……」
これ以上はなにも教える気はないと悟った朝比奈は、店を出て行く大野の背中を睨みつけた。