恋輪(RENRIN)
「とお……」
声を掛けようとして
ドアの後ろに立っている人が目に入った。
!!……さっきの……
「誰?」
「絢音今日、人を紹介しようと思ってたんだ。」
「こんにちわ、勝手にお邪魔しちゃってごめんなさい
御津島清羅(みつしまきよら)といいます」
ふわりと香るあの香水の香り。
ああ、この人なんだ。大人の事情の……
「あ……はい」
「俺さ……へへ、この人にプロポーズしたんだよ。
それでさ、OK貰ったんだ」
「へ、へえそうなんだ」
「絢音のおかげ」
「は?」
「この間、お前のつけてた香り、
この人に俺がプレゼントとしたやつと同じでさ、
偶然再会した時、
この人まだそれと同じ香水つけてたんだよ」
二人はにっこりとほほ笑みあった。
何で?
何で私の前でこの二人はこんなことしてるのよ。
声を掛けようとして
ドアの後ろに立っている人が目に入った。
!!……さっきの……
「誰?」
「絢音今日、人を紹介しようと思ってたんだ。」
「こんにちわ、勝手にお邪魔しちゃってごめんなさい
御津島清羅(みつしまきよら)といいます」
ふわりと香るあの香水の香り。
ああ、この人なんだ。大人の事情の……
「あ……はい」
「俺さ……へへ、この人にプロポーズしたんだよ。
それでさ、OK貰ったんだ」
「へ、へえそうなんだ」
「絢音のおかげ」
「は?」
「この間、お前のつけてた香り、
この人に俺がプレゼントとしたやつと同じでさ、
偶然再会した時、
この人まだそれと同じ香水つけてたんだよ」
二人はにっこりとほほ笑みあった。
何で?
何で私の前でこの二人はこんなことしてるのよ。