BULLET for MY VALENTINE
真っ先に動いたのはロイだった。素早く降下し、周りの安全を 確認する。

草一つ生えていない不毛地帯だった。見たところ、敵兵は見当たらない。手を回して降下を促す。



全ては順調――――かのように思えた。






が。



残り4人が降下すれば完了、という時だった。



ロイはシュッという、聞き覚えの無い音を耳にした。

ロイだけでなく、周りの兵士達も辺りを見回している。



と、次の瞬間、


鼓膜を引き裂く爆音と爆風がロイ達を襲った。地面に叩き付けられ、呼吸が出来なくなる。

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