BULLET for MY VALENTINE
「我が儘だな」
暗闇に苦笑が響く。
「頼む…頼みます。こ、殺さないで……」
ロイは、自分が最早生きているのかすら分からない。生にどうしてこんなにもとり憑かれているのか。恋しいのか。
国の為なら。そう考えていた自分は、いつの間にか消えていた。
誰の為でもなく。あえて挙げるなら、己の為に。己の命がある為に。
ロイは密かに驚く。
僕は、こんなにも自分の命が恋しかったのか、と。
「そういえば、な」
闇が話を変えた。
「もう、今週中には戦争は終わるとよ。何でも、お前さんの国で反戦デモ隊のクーデターみたいなのが起きたらしくてな」
「…!?」
暗闇に苦笑が響く。
「頼む…頼みます。こ、殺さないで……」
ロイは、自分が最早生きているのかすら分からない。生にどうしてこんなにもとり憑かれているのか。恋しいのか。
国の為なら。そう考えていた自分は、いつの間にか消えていた。
誰の為でもなく。あえて挙げるなら、己の為に。己の命がある為に。
ロイは密かに驚く。
僕は、こんなにも自分の命が恋しかったのか、と。
「そういえば、な」
闇が話を変えた。
「もう、今週中には戦争は終わるとよ。何でも、お前さんの国で反戦デモ隊のクーデターみたいなのが起きたらしくてな」
「…!?」