月光-ゲッコウ-
加雁さん?
「まだ、月のおやじの場所あいてるか?」
それは…
つまり…
止まる事を知らない涙…
次々と大粒の雫となって滴り落ちる。
「また、千歳の涙こうして拭ってやれるな!」
『か…がりさぁぁん…』
3年ぶりに見る、少年の様な笑顔。
ねぇ
あたしはその笑顔にいつも救われてたよ。
見上げると、雲一つない快晴だった。
あたしの世界はもう暗闇じゃない。
暗闇の中を照らす月(あなた)は
今
晴れ渡る明るい世界の
太陽となる
―――――――…fin.

