キミとの距離は1センチ
見るとそこには、明らかに遊ぶ用ではない、細長のプールがある。
「あそこ、ちょっと本気で泳ぎたい人向けの25メートルプールなんだよ。今なら空いてるし、あそこでやろうか」
「……わかりました。じゃあ、俺が木下さんで、宇野さんは佐久真を見るってことでいいですね」
「あ、ごめんそれパス」
「え」
「え」
「え」
再び、わたし、伊瀬、さなえちゃんの声がハモる。
あくまでさわやかに、かつお茶目に、宇野さんが首をかしげた。
「俺さ、初心者教えるの苦手なんだよね。ある程度できる人を伸ばす方が得意っていうか」
「え、それってつまり……」
「水泳レッスンのペアは、俺と木下さん、伊瀬くんと珠綺ちゃんね。それじゃあ行こうか~」
「………」
3人分の無言をしり目に、さっさとジャグジーを出る宇野さん。
今日も絶好調です、ブルバ本社の王子様。
「あそこ、ちょっと本気で泳ぎたい人向けの25メートルプールなんだよ。今なら空いてるし、あそこでやろうか」
「……わかりました。じゃあ、俺が木下さんで、宇野さんは佐久真を見るってことでいいですね」
「あ、ごめんそれパス」
「え」
「え」
「え」
再び、わたし、伊瀬、さなえちゃんの声がハモる。
あくまでさわやかに、かつお茶目に、宇野さんが首をかしげた。
「俺さ、初心者教えるの苦手なんだよね。ある程度できる人を伸ばす方が得意っていうか」
「え、それってつまり……」
「水泳レッスンのペアは、俺と木下さん、伊瀬くんと珠綺ちゃんね。それじゃあ行こうか~」
「………」
3人分の無言をしり目に、さっさとジャグジーを出る宇野さん。
今日も絶好調です、ブルバ本社の王子様。