朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「ねぇ、何を隠してるの?

私には言えないこと?」

私は、お母さんに近づいた。

「ねぇ、答えてよ……。

ねぇってば!!!」

「咲良!」

すると、新太は私をギュッと抱き締めた。

「もう、良いんや。もう……。」

上から聞こえた声。

それは、いつもの元気な声じゃない。

「ねぇ、新太も知ってるの?」

私は、抱き締められたまま新太に聞いた。

「…っ。」



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