裏ヤン先生に愛されます
『あいら、今日はちゃんと話せた?』
「「うん、おかげ様で話せたよ。しかも打ち解けれたし、凄くいい人だった』
あたしはケータイを閉じて、奏平を見つめた。
「奏平は今、幸せ?」
「勿論や」
「何が幸せなの?」
「あいちゃんがおるだけで、俺は笑顔になれるんや」
また見せてくれた笑顔。
あたしはそれだけで十分幸せだ。
(センセー…、だけどね。あたしが今好きなのはセンセーで、きっと幸せな恋だったんだよ)
その後、奏平が帰りあたしも眠りに着いた。
次の日になると、日曜日で。
センセーのところに遊びに行ったりと、あっという間にまた月日は流れた。
そして、巡り時は1年半後―…。