裏ヤン先生に愛されます
奏平の実家は、そういえば何だったか。
普通の家だった気が…。
「あー、俺の実家ちゃうで?親の方やねん」
「何の仕事?」
「ポリスや」
「警察?」
「せや」
何だかんだ言っても、奏平は優秀。
学年のトップをいつも取っているくらいだ。
といっても、いつもはのん気にこんな顔をしているだけで、真面目モードは誰よりも凄い。
「あいちゃん、呼んどるで」
「うん、行って来るよ」
センセー、あのね。お別れはまだ、7ヶ月もあるんだけど。
あたしはまだ、しなきゃいけないことがあるんだ。
廊下に出るとセンセーが、椅子に座っていた。
「…あいら、何か言いたそうじゃないか」
「センセー、言いたいことあるんで。今日家に行っても…」
「分かった」