裏ヤン先生に愛されます
放課後になると、人は皆いなくなる。
教室には、あたしとセンセーだけになった。
「センセー、家に行くのもあれなんで。ここでいいですか?」
「どーぞ」
意地悪そうに微笑むと、教室の扉を閉めた。
「センセー隠してることあるでしょ?」
言い当てると、センセーは黙った。
だけどすぐに顔をあげた。
「お前もそーとー、意地悪いヤツだ」
「へへ」
はにかんだ笑顔もつかの間。
すぐにその余裕も消える。
「…あたし聞いちゃった」
「…やっぱりな」
「知ってたの?」
「知ってた」
「何で?」
「何でも」
センセーが中々、答えてくれなくて何度も聞いていると。