炎龍 × 蒼龍 = 禁断恋愛


「…欐桜別れるんやな」

「みたいだね…」


「…ちょっと欐桜の部屋行ってくる」


そのまま欐桜の部屋へと行くと、

欐桜は開けてくれた。


「…どうしたの」

「…少し話そっか」

そうして欐桜の部屋へと入れてもらい、

泣きそうになってる欐桜に手を広げた。


「…欐桜、おいで」

「…湊斗、」


小さい頃からそう、
泣きそうな欐桜に手を広げると、

抱きついて全部話してくれる。

「…悠輝から伝言聞いたよ。

別れるみたいだね」

「…うん」


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