不器用な彼の愛し方《番外編完結》
「ごめんね…、泣きたいのは美優花の方なのに私が泣いてしまって…」
そっと抱きしめられ、おばあちゃんの匂いと体温にホッとした。
「ごめんね、ごめんね…。何にも気づいてあげられなくて、一人で背負わせて。
沢山たくさん我慢させたね、頑張ってきたね、」
おばあちゃんが悪いわけないのに、何度も何度も私に謝ってくる姿を見て胸が痛む。
「今まで辛かったね…っ、
話してくれて、私を頼ってくれてありがとうね、」
「おばあちゃん…」
こんな優しい人が、おばあちゃんでよかった。おばあちゃんの孫でよかった…っ