恋愛事案は内密に
子供だましな計画だったといえば、そうなのかもしれない。

おそまつすぎるかもしれない。

でも、どうしても大和さんからむつみさんを取り戻したかった。

僕の手荒だった計画にむつみさんは怒るだろう。

今まで僕に振り向いてくれなかったせいもある。

僕をさんざんじらして、怒らせた罰だ。

それでもキスはきちんと受け入れている。

嫌いではない証拠か。

本当はこの部屋で昨日よりは手荒に抱きしめようと思っていたのに、その計画だけは白紙になった。

それでも僕の気持ちはさらに燃え上がる。

必ずむつみさんは答えを知りたいだろうから。
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