世界でいちばん、大キライ。
カラン、と時差で扉が開くと、眩しい陽射しを受けたブロンドの輝く髪が目に飛び込んでくる。
桃花は吃驚したまま動けずにいると、その色の白い外国人は笑顔で日本語を口にした。
「あ、紹介するよ。この人は俺がイタリアで生活してた時に知り合った友人」
「ジョシュア・ダニエル・ミラーです。ヨロシク」
決して身長が低いわけではない了よりも顔半分くらい高い上背。
目鼻立ちがはっきりとし、色素の薄いその男性はまるで洋画にでも出ていそうなくらいに整った顔で美形だ。
本当に薄い茶色をした瞳は、角度によって、薄緑やブルーにも見える瞬間があるように見える。
桃花は、『昔からの友人』としか了に聞いていなかったし、昔からというくらいだからなにも疑うところなく、純粋な日本人だと思っていたから心底驚いた。
「あ、よ、よろしくお願いします。日本語……上手ですね」
「リョウと出会ってからニホンに興味わいて。アメリカ帰ってからも、結構留学生トカ多くてニホン人と触れ合うことあるから」
アクセントこそ少し違う箇所があるものの、十分に会話が成立するレベル。
外見は思い切り海外の人なのに、流暢に言葉を繋ぐジョシュアに桃花は驚かされるばかり。
「で、コイツが俺の店でコーヒー飲みたいっていうから、結局真っ直ぐここに戻って来たってワケ」
親指で妖美な彼を指し示し、了は笑ってカウンター内に戻ってきた。
「カノジョもバリスタ?」
「そう。JBA(日本バリスタ協会)ライセンスレベル2を今度取得しようとしてるコ。腕は俺のお墨付きだぞ。ああ、彼女の入れたコーヒーにしてみるか?」
「ぜひ頂いてみたいネ」
「えっ」
突然の指名に肩を上げ反応する桃花に、了は目を細めてポンポンと軽く背中を叩いた。
桃花は吃驚したまま動けずにいると、その色の白い外国人は笑顔で日本語を口にした。
「あ、紹介するよ。この人は俺がイタリアで生活してた時に知り合った友人」
「ジョシュア・ダニエル・ミラーです。ヨロシク」
決して身長が低いわけではない了よりも顔半分くらい高い上背。
目鼻立ちがはっきりとし、色素の薄いその男性はまるで洋画にでも出ていそうなくらいに整った顔で美形だ。
本当に薄い茶色をした瞳は、角度によって、薄緑やブルーにも見える瞬間があるように見える。
桃花は、『昔からの友人』としか了に聞いていなかったし、昔からというくらいだからなにも疑うところなく、純粋な日本人だと思っていたから心底驚いた。
「あ、よ、よろしくお願いします。日本語……上手ですね」
「リョウと出会ってからニホンに興味わいて。アメリカ帰ってからも、結構留学生トカ多くてニホン人と触れ合うことあるから」
アクセントこそ少し違う箇所があるものの、十分に会話が成立するレベル。
外見は思い切り海外の人なのに、流暢に言葉を繋ぐジョシュアに桃花は驚かされるばかり。
「で、コイツが俺の店でコーヒー飲みたいっていうから、結局真っ直ぐここに戻って来たってワケ」
親指で妖美な彼を指し示し、了は笑ってカウンター内に戻ってきた。
「カノジョもバリスタ?」
「そう。JBA(日本バリスタ協会)ライセンスレベル2を今度取得しようとしてるコ。腕は俺のお墨付きだぞ。ああ、彼女の入れたコーヒーにしてみるか?」
「ぜひ頂いてみたいネ」
「えっ」
突然の指名に肩を上げ反応する桃花に、了は目を細めてポンポンと軽く背中を叩いた。