あたしはお姉ちゃん、彼は弟。
あたしは携帯を開き、シロからのメールを見た。


『明日の10時に夏依の家の近くの公園で待ってる。』


返事がほしいってことね…。


あたしは『わかった。』とメールをシロに送り、部屋を出て隣の部屋に向かった。


隣の部屋…

そう…

颯真の部屋に…。


コンコンッ━


ノックをすると「誰?」という声がした。


「あたし。夏依。」


ガタッ━


何かが落ちた音がした。


ど…動揺してたりする…?


「颯真?入っていい?」


颯真から返事がこない。


だめとも待ってとも言われてないし…いっか。


あたしは颯真の部屋に入った。


颯真はベッドの上に座っている。


あたしは…とりあえず床に座った。


沈黙が続き、あたしはゆっくりと口を開いた。


「さっきはごめん…。颯真に答え言えなくて…。」


「姉ちゃんの反応は正しかったよ。俺がいきなり言って困らせて…本当にごめん…!」


そんな謝らないでよ…。


「颯真…ありがとう。」


まずはこれを伝えなきゃね。


あたしなんかを「好き」って言ってくれて…ありがとう。


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