T&Y in神戸
由香利の顔を上げさせ、唇に触れるだけのキスをする。
それさえもその柔らかな感触は今のカラダに妙に堪える。
とても、おさまりそうにない。
「ーーー由香利、先に寝てろ。」
「たあちゃん…」
由香利の表情が途端に歪んだ。
「何処か行っちゃうの?」
「……いや、何処にも、」
「私ーーー平気だよ、だから」
何処にも行かないでとすがり付く由香利。
「……。」
一体、どんな罰ゲームなんだと、頭を抱えたい。
何処か、女の所に行くとでも思ったのか。
「由香利、違う。」
そっと肩を押して身体を離す。
「たあちゃん、」
今にも泣きそうな由香利……言わなきゃいけないのか。
「トイレ。」
「え?」
「察しろ。」
「え?」
ーーーーーー勘弁してくれ。