T&Y in神戸
目の前に大きく見開かれた黒目勝ちな瞳。
「……っ!」
慌てて手の甲を唇に押しあて焦る由香利の姿に、俺の唇に触れたものがそれであることに確信するーーーと同時に、胸に広がる満たされた思い。
“好き”だとか“愛してる”の言葉でも言い表せないーーー言葉よりも、触れずにいられない、そんな気持ちーーー俺と同じ気持ちに由香利もなったのか?
唇を隠す拳をそっと外して、同じように唇を重ねた。
「おはよう、由香利。」
由香利の閉じられた目蓋がゆっくりと開かれ、
「お、おはよ…」
と、声が小さくなって、視線が絡んだのは一瞬で、いつものように照れながら俯く由香利。
自分からキスした大胆さは何処へ?
「今朝は早起きだな。」
「だって…」
「いつも、まだ爆睡してる時間だろ?」
「ば、ばくーー」
「……。」
由香利を残し、ベッドから降りるとカーテンを開けた。
まだ仄かに暗い街並み。
春らしい曇り空から朝陽が差す。
「……っ!」
慌てて手の甲を唇に押しあて焦る由香利の姿に、俺の唇に触れたものがそれであることに確信するーーーと同時に、胸に広がる満たされた思い。
“好き”だとか“愛してる”の言葉でも言い表せないーーー言葉よりも、触れずにいられない、そんな気持ちーーー俺と同じ気持ちに由香利もなったのか?
唇を隠す拳をそっと外して、同じように唇を重ねた。
「おはよう、由香利。」
由香利の閉じられた目蓋がゆっくりと開かれ、
「お、おはよ…」
と、声が小さくなって、視線が絡んだのは一瞬で、いつものように照れながら俯く由香利。
自分からキスした大胆さは何処へ?
「今朝は早起きだな。」
「だって…」
「いつも、まだ爆睡してる時間だろ?」
「ば、ばくーー」
「……。」
由香利を残し、ベッドから降りるとカーテンを開けた。
まだ仄かに暗い街並み。
春らしい曇り空から朝陽が差す。