カモフラージュ~幼なじみ上司の不測の恋情~
樋渡係長から漂う甘い華のような香りが気になった。


「華の匂いがします」


「あ…先ほどまで研究室に居ましたから…」



今はフレグランスの商品開発をしているのかな?

「今日の日替わりランチはハンバーグですか…」


「はい。美味しいですよ」


私と樋渡係長は会話を交わすが、目の前の高木さんは黙々とハンバーグを食べていた。



誰とでも話すコトの出来そうな高木さんには珍しいリアクション。


「ご馳走様でした…植野チーフ、私は先に社に戻ります」


「えっ!?食後のコーヒーは頼まないの?ランチオーダーした人は150円で飲めるわよ」

「結構です」


高木さんはお金を置いて、逃げるように店を出てしまった。


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