これが恋というものかしら?~眼鏡課長と甘い恋~【完】
身支度を整えた彼女を送っていくことにした。
靴はまだ乾いていなかった。彼女は俺の差し出したサンダルを履くとペタペタと音をさせながら俺の車に乗り込んだ。
「シートベルトしてください」
「あっ、すみません」
何度か助手席に乗せているので、もう慣れたとは思うのだが今はまたふりだしに戻ったように緊張して見えた。なんだか口数も少ない。
無理に話をしても仕方がないので、そのまま車を走らせる。いつもならおしゃべりな彼女の声を聞きながら運転しているのに、今日はカーステレオから流れる音楽がいやに鮮明に聞こえた。
結局彼女の住むマンションまで同じ状態だった。いや、彼女のマンションに到着してもなお同じだった。
地下の駐車場の来客用スペースに車を停めると、彼女に声をかけた。
「二宮さん?」
「は……い」
様子がおかしいと感じて、ルームランプをつける。
明るくなった車内で彼女をみると、顔は赤くぐったりとした様子だった。
「どうかしましたか!?」
慌てて声をかけるが「大丈夫です」と力ない声が返ってきただけで、まったく動けそうになかった。
靴はまだ乾いていなかった。彼女は俺の差し出したサンダルを履くとペタペタと音をさせながら俺の車に乗り込んだ。
「シートベルトしてください」
「あっ、すみません」
何度か助手席に乗せているので、もう慣れたとは思うのだが今はまたふりだしに戻ったように緊張して見えた。なんだか口数も少ない。
無理に話をしても仕方がないので、そのまま車を走らせる。いつもならおしゃべりな彼女の声を聞きながら運転しているのに、今日はカーステレオから流れる音楽がいやに鮮明に聞こえた。
結局彼女の住むマンションまで同じ状態だった。いや、彼女のマンションに到着してもなお同じだった。
地下の駐車場の来客用スペースに車を停めると、彼女に声をかけた。
「二宮さん?」
「は……い」
様子がおかしいと感じて、ルームランプをつける。
明るくなった車内で彼女をみると、顔は赤くぐったりとした様子だった。
「どうかしましたか!?」
慌てて声をかけるが「大丈夫です」と力ない声が返ってきただけで、まったく動けそうになかった。