きみの声を聞かせて
「周りも翔矢って呼んでる奴多いしね!」
「で、夏帆は今日の部活どうするの?」
わたしはコクンと頷いてから、((行く!))とレポート用紙に記したんだ。
これからは入部することも視野に考えて行こう。
逃げる選択は簡単だけど、それでも前に進むためには立ち向かって行かないと。
放課後。
かばんに教科書やノートを詰め込むと、体育館用のシューズを手にした。
「小林さん!……今日の部活行くよね?」
わたしの席まで来てくれた渡辺さん。