Kiss of a shock ~涙と~
外灯の下に男の人が歩み寄ってきて、その顔がはっきりと映し出される。


整った顔立ち。


歳は、何歳くらいだろうか。


少なくとも、万理香よりは年上だろう。


男は煙草をペッと吐き捨てると、男二人に言った。


「怪我したくなけりゃ、とっとと消えろよ。」


・・・


「あ!!!」


万理香はハッとして声を上げた。


分かった、あの時の!


あの時の人だ!


「あ?」


男二人が怪訝そうに振り返り、万理香の顔を確かめる。
< 115 / 347 >

この作品をシェア

pagetop