あたしは、悪魔と契約しました。
そして、、、


「あ、聡(あさと)さん」


そう、男の名前を呼んだ。


、、、聡。


その言葉を聞き、あたしは香織と同じ方を見る。


そこには、あたしの記憶の中に聡ではなく、、、


初めて見る、聡の姿が、、、あった。


高さそうなスーツに身を包み、腕には高さそうな時計まである。


どこぞのホストか?


そう、見えても不思議ではない。


でも、、、聡は、ホストじゃない。


聡もジッと、あたしのことを見る。


だけど、聡はあたしが誰か、、、まだ、わかっていない。


それも、仕方がない。


だって、あたしと聡はもう、、、


8年近くも、会っていなかったのだから、、、

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