みすみの花が開くとき
「美味しい…」


知らず、口から漏れていた。

雪は少しはにかむように笑った。


「…褒めても、…今日はタルトしか出せないからね…?」


また、一口。


「いや、マジで美味しい」

「…誠の紅茶も…、美味しいよ」

「ありがとう」





部屋に八人も居るようには思えなかった。


< 200 / 307 >

この作品をシェア

pagetop