不良恋愛

個性豊かな最強幹部


にしても、急に帰ってこれるーって凄いな。

り「ふぅ。」

あーーーーっっ!!

暇じゃ暇じゃ暇じゃ暇じゃ暇じゃ!

誰かに電話しようかな?

誰かにって佐月しかし居ないんだけど。

り「ねーっ、佐月?もしもし?」

さ「ん?りん?

どうしたの?」

り「暇じゃ。」

さ「じゃあ、倉庫行ったら?

人はいるよ、いつも。」

り「ん~、倉庫ね。

私なんかがいってよいのやら。」

さ「いいんだよ!

気にしなくて。

もーっ、いま一輝がメールでかなりキレてるから返信しなきゃいけないの!」

り「一輝さん?
ぁぁ。順さんとケンカしたの?」

さ「そう。

最近ね、一輝と泊まりがあるんだけど兄貴、一輝の家に乗り込んでくるんだよ!?もう、信じらんないっ!」

り「あー、まぁそれは、佐月がやましいことしてないか心配なんでしょ?

わたしも順さんだったら心配だよ。」

さ「あのね、凛までやめてよ。

わたしと一輝はやましいことなんてしてないから!健全なの。」

り「はいはい。

頑張れ、佐月。」

さ「うぅ。分かった、じゃーね!」

彼氏持ちも大変だな。

にしても、倉庫に行ったら?って。

ほんとに、いいのかな?

うーーーん。

でも暇なんだよね。

取り合えず行ってみるか。

誰もいなかったら帰ってこよう。


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