17歳の遺書
『じゃあ仕事に行って来るから。
ご飯はここに置いておくから、食べたくなったらちんして食べてね。』



ーうん、わかった。行ってらっしゃい!
明るく声をだす。
お父さんが死んでからお母さんはパートを掛け持ちしている。大変なのは分かっている。でも………



さみしくて仕方がない。
もっとそばにいて欲しいのに、迷惑がかかると思うと何も言えない。







忙しいなか作ってくれたご飯を食べようと立ち上がり、ラップをとる。


いいにおいが立ちのぼる。


電子レンジまでまた歩いていくのがめん
どくさくて、チンするのはやめた。






料理はやっぱり冷たくて、
自分の心をまた冷たくする。




……冷たい、、
お願い誰かそばにいてよ…。
さみしいよ……


ゆうに会いたい。また温かく抱きしめて私を溶かしてほしい。









ーチリリリリ…チリリリリ…
ゆうの好きだといった曲で携帯が鳴る。

先生からだ..........急いで出る。







『もしもし.....』









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