17歳の遺書
公園を出てしばらく美帆とくだらない話をしているうちに学校が見えてくる。




ひさしぶりの学校に胸が高鳴る。










校門をくぐり玄関をぬけ、靴を脱ぎ自分の名前を探す。
あ、あった。

当たり前なことなのに嬉しくて嬉しくて仕方がない。

美帆はとっくに靴を履き替えていて







『早く行くよ、まず職員室行かなきゃ。行こう!!』
美帆が俺の手を引きどんどん歩いていく。




ちょうど授業が終わり間の休みに入ったらしく
廊下には人がたくさんいて
ここは確か一年の教室の辺だったなと奥底の少ない記憶を引っ張りだす。





やっぱり美帆はどこでも人気者らしく沢山の人に声をかけられる。







『あっ、先輩おはようございます。』
  『美帆さん、久しぶりです。』

美帆は一人ひとりに挨拶を返していく。


自然とあるくのは、ゆっくりとなり周りを見渡す。
いきなり都会に放り出された田舎者のような気分だ。







美帆に声をかけてくる人の中には男もいて
この中に美帆のこと好きなやつとかいるんだろうな



とかいろいろ考えて美帆のことを抱きしめて腕いっぱいに感じたい衝動に駆られたけど、さすがにやめた。








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