17歳の遺書
南はバス通学で、近くのバス停まで歩く。
『ごめんねー、わざわざ。』
また俺の大好きな笑顔で笑う南。
『んー、別にいーよ。』
可愛すぎてかわいすぎてやばい。
心臓はどんどんテンポアップして、
張り裂けそうなほどに暴れる。
南の手を取って、あの華奢な体をぎゅっと抱きしめたい。唇をうばいたい。
全然会話がつづかない。
『そいえば、ありがとな。』
『んー?なにがー??』
南は優太のあのサプライズに1番に賛成してくれて、みんなに呼びかけてくれた。
『優太のやつ。』
『あー、あれね。全然いーよ。』
『おう、さんきゅ。
『うん!』
また会話がおわってしまった。
どうしようかと考えているうちにバスが来てくれて、俺は初めてバスに感謝した。