フェイント王子たち

ドンっ!!!

ひぃ〜っ!近い〜ぃ〜。

「…こんな風に壁ドンしても、隣に迷惑はかからない」

「…」

「…」

う〜っ、真顔で目があっちゃってる〜。
と、ものすごく長く感じた時間も多分本当は2秒ぐらい。さっと、高橋さんが壁から手を離してにっこり微笑む。

「ま、甥っ子さんと住むとなると、そんなシチュエーションはないですかね、ははっ」

ははっ…て。

「…そぉ〜ですね、ははっ」

て、笑うしか、ない、よね?

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