フェイント王子たち

昭次さんが作家として大成して、『Noise』辞めてしまったら、会うことすら出来なくなっちゃうんだよね…。もう学生じゃないんだから、卒業して会えなくなって終わりなんて事はしたくないっ。

「はぁ〜、そうは言ってもなぁ〜。勝負に出るのは厳しいよなぁ。勝てる可能性が見えて来な〜い」

バタッとベッドに倒れこんで…どうやら、私はそのまま寝入ってしまっていたらしい。大吾が、

「アリおばーっ!」

と、叫びながら、帰ってきた声で目が覚めた。

< 610 / 643 >

この作品をシェア

pagetop