フェイント王子たち
「泣きそうよ。あんたの気遣いに」
『あっ、ばれちゃった?で、結果は?』
「お蔭さまで」
『ほんとっ?良かったじゃん!』
「ありがと。だから、もう少しいてから帰るけど、安心してて」
『了解。調子に乗ってあんまり飲み過ぎないようにね』
「了解。じゃあね」
電話を切ってケータイを鞄に戻す。フッ…大吾は本当に私の救世主だったのかもね…なーんて。明日は好物のハンバーグでも作ってあげようかな。
「…あ、もしもし、ばあちゃん。…うん、俺の大活躍で任務完了しそうだから、約束の報酬、ちゃんと用意しといてよ。ヨロシクっ」
−完ー


