Task Force-特別任務部隊-
その時だった。

「!?」

突如、石油プラットフォームに鳴り響く警報。

ガイストとゴーストは顔を見合わせる。

「コートニー、何事だ」

問い掛けるゴーストに。

「敵襲なの、所属不明の部隊がこのアジトを急襲」

振り向いたコートニーが言う。

敵襲だと?

デュラハンはゴーストが前身の私兵部隊を抱えていた頃から、幾つものアジトを持っている。

しかしその殆どは、デュラハンの関係者しか知らない筈。

知っているとしても、友好関係を築いているタスクフォースにしか知らせていない。

「ならばタスクフォースが襲撃を?」

「馬鹿な!考えられん!」

ゴーストの言葉に、ガイストが異を唱える。

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