Task Force-特別任務部隊-

本当に仕掛けられていたMOAB。

あのまま作戦を遂行していれば、米陸軍部隊1万名の兵士が全滅していた。

そんな場所に部隊を送り込んだドーベル中将。

MOABの存在を知った上での命令だったのか、それとも偶然に過ぎなかったのか。

米兵達の間では疑惑がもたれ、意見は真っ二つに分かれる。

何にせよ、部隊の損害を軽視して作戦を遂行する性格で、元々部下である兵士からの評判が悪かったドーベルは、この出来事が発端で不信感を更に募らせる事となった。

が、まだ彼がANの指揮官であるという尻尾を摑むには足りない。

やはりゴースト達の持つ切り札が必要である事は間違いなかった。