下僕お断り!


「お、起きたか。おとなしくしてくれよォ?」

赤髪先輩の声。…彼のせいか、これは。

私、なにかしたのか?!



「あの…目隠しだけでも、取ってくれませんか」

暗いのは、怖い。

自分が自分であると認識できないのは、私にとって一番の恐怖だから。



「…いいぜ」

私の真剣っぷりに負けたのは、赤髪先輩はあっさりと目隠しを外してくれる。


シュル、と音がして光が差した。




薄暗い体育倉庫だ。どこのかはわからない。





< 123 / 154 >

この作品をシェア

pagetop