守ってダーリン!
目を開けると、私は真っ白な空間の中にいた。


(あれ・・・?)


見慣れない部屋、ヒンヤリとした硬いベッド。

身体には、青い検査着のようなものを着せられていて、腕には点滴の針が刺さっていた。


(え・・・?病院・・・?)


「里佳!」

何度かパチパチと瞬きをすると、私を覗きこむ姉の顔が目に入った。

「大丈夫!?どこか、痛くない?」

「うん・・・大丈夫。お姉ちゃん、ここって・・・?」

状況が把握できない私がぼんやり呟くと、お姉ちゃんは神妙な面持ちで口を開く。

「里佳、ショッピングモールで爆発事件に巻き込まれたんだよ。

・・・覚えてない?」

その言葉に、徐々に記憶を呼び戻す。

耳を引き裂くような爆音と、赤い炎。

焼けるような匂いと叫び声。


(・・・爆発、事件・・・。)


(そうか、あれは・・・爆発が起こって・・・それで・・・。)


直前の記憶を、私ははっと思い出す。

そうだ、あのとき、私を守ってくれたのは・・・。

「・・・!!市谷さんは!?」

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