守ってダーリン!
私はガバッと起き上がると、お姉ちゃんの腕を引っ張った。

「ああ・・・うん。別の病棟に入院してる。

命に別状はないって。」

「命に・・・って、もしかして、ものすごい大けがしてるの!?」

言いながら、掴んでいる姉の腕に、ぐっと力をこめてしまう。

「火傷と骨折って聞いたけど・・・あんまり、詳しいことはわからないんだ。」

「火傷と骨折・・・。」

その言葉に、恐ろしい想像しか出来ない私は、背筋がヒヤリと凍りつく。

「あ・・・玲奈ちゃんの旦那さん、龍平くんだっけ?あとで説明に来てくれるって言ってたから。

とりあえず、里佳が目を覚ましたことは伝えておくね。

看護師さんにも知らせてくる。」

そう言うと、お姉ちゃんはスマホを手にして病室を出た。


(市谷さんが、火傷と骨折・・・。)


一人になった部屋で、私は先ほど聞いた情報を頭の中で反芻する。


(それは・・・どれくらいの状態なの・・・?)


命に別状はないという彼のケガ。

考えれば考えるほど、私は、心配と不安でいっぱいになった。



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