守ってダーリン!
ナースステーションに声をかけ、市谷さんの病室に向かう。
部屋の前まで来た私は、昨日と同じように、深呼吸をしてから病室のドアをノックした。
コンコン。
「はい。」
市谷さんの声が聞こえ、淡いベージュ色のドアをゆっくりと開ける。
「失礼しま・・・。」
(う・・・!)
病室には、またしてもスーツ姿の男性たち。
昨日ほどの人数はいないけれど、昨日と同様、皆、怖そうな顔をしている。
「里佳さん。・・・今日も、来てくれたんだ。」
「はい・・・。」
ドアの入り口で硬直している私に、市谷さんは優しく声をかけてくれた。
そんな、彼の態度に気持ちは温かくなるけれど。
昨日と違って、今日は助け舟を出してくれるお姉ちゃんも龍平くんもいない。
市谷さんに会いに来たとはいえ、知らない男性ばかりの病室で、私は一人、緊張の嵐に包まれる。
冷汗が流れるような気分の中、なんとか勇気を振り絞り、ベットサイドに歩み寄ったはいいものの。
「あの、これ、よかったら!」
最高潮の緊張に達してしまった私は、そう言って市谷さんにクッキーの入った袋を手渡すと、「じゃあ、私はこれで!」と、そそくさと病室を出て行ってしまった。
部屋の前まで来た私は、昨日と同じように、深呼吸をしてから病室のドアをノックした。
コンコン。
「はい。」
市谷さんの声が聞こえ、淡いベージュ色のドアをゆっくりと開ける。
「失礼しま・・・。」
(う・・・!)
病室には、またしてもスーツ姿の男性たち。
昨日ほどの人数はいないけれど、昨日と同様、皆、怖そうな顔をしている。
「里佳さん。・・・今日も、来てくれたんだ。」
「はい・・・。」
ドアの入り口で硬直している私に、市谷さんは優しく声をかけてくれた。
そんな、彼の態度に気持ちは温かくなるけれど。
昨日と違って、今日は助け舟を出してくれるお姉ちゃんも龍平くんもいない。
市谷さんに会いに来たとはいえ、知らない男性ばかりの病室で、私は一人、緊張の嵐に包まれる。
冷汗が流れるような気分の中、なんとか勇気を振り絞り、ベットサイドに歩み寄ったはいいものの。
「あの、これ、よかったら!」
最高潮の緊張に達してしまった私は、そう言って市谷さんにクッキーの入った袋を手渡すと、「じゃあ、私はこれで!」と、そそくさと病室を出て行ってしまった。