守ってダーリン!
気がつけば、私が退院してから一週間が過ぎていた。


(よし、今日こそは・・・!)


明日からは、「7luxe」の仕事にも復帰する。

ちょっと忙しくなるかもしれないし、できれば今日は、市谷さんともっとたくさん話がしたい。

そう思いながら、久しぶりの差し入れ持参で面会に訪れた私は、いつものように彼の病室をノックする。

「はい。」

市谷さんの声が聞こえ、目の前のドアをゆっくりと開けた。


(・・・あれ?)


病室の中には、ベットで本を読んでいる、市谷さんの姿があるだけだった。

その状況に、私は逆に驚いてしまう。

「こんにちは・・・。あの、今日は、お客さんは・・・?」

「ああ。珍しくいない。」

市谷さんが笑う。

「ほっとした?いつも、かなり緊張してるから。」

「えっ!?・・・あ、わかりますか・・・。」

「当たり前だろ。ガチガチに固まって、いつも逃げるように帰っちゃうし。」


(うう・・・やっぱり気づいてたか・・・。いい大人なのに恥ずかしい・・・。)


「人のこと言えないけど。みんな怖い顔してるから、気持ちはわかる。

話せばいい人たちだけど。」

「はい・・・なんとなく、わかるんですけど・・・。」


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