守ってダーリン!
「そうですか・・・。」


(実家も遠いって言ってたもんね・・・。)


「あ、あの!私も・・・洗濯とか、何か出来ることがあったらやりますので・・・言ってください。」

「え?」

市谷さんが眉を動かして、驚いたように私を見た。


(あ・・・しまった・・・!!

買い物ならまだしも洗濯なんて・・・。

彼女ってわけじゃないのに・・・ちょっと、出しゃばりすぎちゃったかな。)


不安になって市谷さんの反応を窺っていると、彼は嬉しそうに優しく笑った。

「里佳さんは、いい奥さんになりそうだな。」

「えっ!?」


(お・・・奥さん!?)


突然発した彼の言葉に、私の心拍数は急激に上がった。

「看病に来てくれたときもだけど。

普段おとなしいのに、人の世話とか、そういうことになると結構積極的に出るから。

料理も上手いし、なんていうか、こう・・・尻に敷いてくれそう。」


(し・・・尻に敷く!?)


「そ、それはっ・・・褒めてますか!?」

「もちろん。オレは、敷かれたいけど。」

「ええっ!?」

横目で見つめてくる、彼の瞳は色っぽい。

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