守ってダーリン!
(からかわれてるのかな!?わからない・・・。)


動揺して、どう反応していいのかとあたふたしている私に、市谷さんは苦笑する。

「まあ・・・里佳さんは、会いに来てくれるだけで十分なんだけど。

そうだな。じゃあ・・・もう少し近くに来てもらおうかな。」

「えっ?あ・・・。」

そういえば。

差し入れを渡した後、なんとなく数歩後ろに下がった私。

ベッドにいる市谷さんとの距離は、1mくらいある。


(そっか・・・確かにちょっと・・・遠いのかな。)


そう思った私は、市谷さんのベッドの傍まで歩み寄る。

「じゃあ、ここ、座って。」

私を見つめた市谷さんは、自分の座っている横のスペースを、ポンポンと手でたたいた。

「・・・・・・えっ!?」


(ベッドに、座れってこと!?そ・・・それは、ちょっと!!!)


「近い方が、話しやすいから。」

硬直状態の私にそう声をかけると、彼はもう一度自分の横のスペースをポン、とたたく。


(ど、どうしよう・・・。)


これは・・・素直に従うべきところだろうか。

どう考えても、結構仲良しなカップル状態になるような気がする。


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