守ってダーリン!
「わからない?オレが、どれだけそう思ってるか。」

市谷さんの息が、私の耳にふわりとかかる。

甘い刺激が、私の背中にゾクリと走った。

「あ、あの・・・。」

「里佳さん。」

名前を呼ぶと、市谷さんは指の甲で私の頬を優しく撫でる。

その感触に思わず振り向くと、彼と視線がぶつかった。

「・・・やっぱ、かわいい。」

そう言って微笑むと、包むように私の頬に触れていく。

真っ直ぐな眼差しが、私を捉える。

「ずっと言えなかったけど。

里佳さん。オレは、キミのことが・・・。」

と、そのとき。


「市谷さーーーん!!」


掛け声とともに、病室のドアがガラリと開いた。


(!!)


開いたドアの向こうには、20代前半くらいの男女が、6人ほど立っていた。


(きゃ、きゃーーーーーっ!!)


顔から火が噴きだしそうな面持ちで、私はベッドから飛び降りる。
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