守ってダーリン!
「今日も楽しかったです。」

「住みよし」からの帰り道。

ほろ酔いで心地いい気分の私は、そう言って市谷さんに笑いかける。

「相変わらずだったな、みんな。」

「ふふっ、はい。」

手を繋ぎ、見覚えのある道を歩く私たち。

初めて、彼に頬を触れられたコンビニの前を通ると、甘やかな思い出に、私の胸はキュンと鳴る。


(あのときは・・・こんな風になれるなんて、本当に夢みたいに思ってたな。)


きゅっと、繋いでいる手に力を込めた。

「ん?寒い?」

市谷さんは私の顔を覗きこむ。

その表情が優しくて、私はたちまち頬を染めた。

「ううん。そうじゃないです。ただ・・・なんとなく。」

「・・・そっか。」

そう言うと、彼は指を絡めて私の手をぎゅっと握り返してくれる。

たわいもないことだけど。

私はなんだか幸せで、彼の腕に寄り添うように、コツンと顔を傾けた。

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