守ってダーリン!
私の友人たちは、彼らからなんとなく距離を置いている。


(普通にOLやってたら、こんな集団に遭遇することなんてないもんね・・・)


とはいえ。

今日はめでたい晴れの席。

刑事さんたちから鋭さは抜けていて、なんだか陽気な雰囲気だ。

「市谷ー、キスしろ!」

「そうだ、キスだ!」

披露宴から出来上がり気味の男性陣は、早速直くんをけしかける。

そのリクエストに、「だそうですよ、市谷さん!」と龍平くんが声をかけるも、直くんは怖い顔で「断る」とバッサリひと言。

しかし、ここでひるまないのが龍平くん。

「いやいや。断れない場面ですよー、ここは」

「式の時しただろ」

「いえいえ。式に出てなくて、見てないって人もたくさんいますから」

「はい!お願いします」と龍平くんは目を輝かせるけど、直くんは断固として拒否の姿勢を崩さない。
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